読書と学び

平成新編御書

『戒体即身成仏義』(仁治三年 聖寿・二十一歳)

かいたいそくしんじょうぶつぎ。仁治三年、宗祖・御寿二十一歳、いまだ「蓮長」とお名乗りありしときの御述作。「この法華経は三乗・五乗・七方便・九法界の衆生を皆毘盧遮那(びるしゃな)の仏因と開会す」「譬へば家を造ってこぼ(毀)ち置きぬれば材木と云ふ物なり、数の失せたるに非ず、然れども人の住むべき様無し、還って家と成れば又人住むべし。されば四悪趣も五戒の形は失せず」「謗と云ふは但口を以て誹(そし)り、心を以て謗(そし)るのみ謗には非ず。法華経流布の国に生まれて、信ぜず行ぜざるもすなわち謗なり」等。
日々の雑感

開目抄の誓願は折伏布教の心地(しんち)を示すもの

以前の誓願への認識今年の2月、朝夕の読経唱題の前に宗祖・日蓮大聖人の「形見」である、『開目抄』を拝読し始めました。三大誓願はよく知られていますが、その前後は日蓮正宗第26世・日寛上人は「法華経の行者の心地(しんち)を結示す」とご指南されてい...
読書と学び

LGBTQ+と宗教の問題について

少し前から『傷によって共に生きる 〜弱くてやさしい牧師の説教集〜』を読んでいます。(販売元である「教文館」のWebサイトはこちら)著者の北口沙弥香師は、「Xジェンダー」を自認しているキリスト教の牧師です。この本の主張とするところですが、聖書...
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