わたしの「誓願」は折伏の目標ではありません。

日々の雑感

突然の解雇通知

3月3日月曜日に、突然、「会社の事業縮小のために、職場の人員整理を実施する」という連絡がありました。わたしも例外ではなく翌日、「3月末日を以って解雇する」と言い渡されました。

しかし、2月を通して宗祖の『開目抄』を拝読し、総誓願・別誓願を祈ってきた功徳からか、不思議と冷静でした。

先日、船橋市の会社でデザインとECサイト運営支援・代行のお仕事で面接を受け、その場で内定をいただきました。しばらくの間、Webバナーや紙の印刷物の制作のお仕事はなさそうですが、デザインの勉強はYouTubeやPinterestを見て継続し、状況の変化に備えます。

『開目抄』の誓願

宗祖日蓮大聖人『開目抄』に云く
「詮ずるところは天もすて給へ、諸難にもあえ、身命を期とせん。身子が六十劫の菩薩の行を退せし、乞眼の婆羅門の責めを堪へざるゆへ。久遠大通の者の三・五の塵をふる、悪知識に値ふゆへなり。善に付け悪につけ法華経をすつるは地獄の業なるべし。本と願を立つ、日本国の位をゆづらむ、法華経をすてヽ観経等について後生を期(ご)せよ、父母の首を刎ねん…念仏申さずば、なんどの種々の大難出来すとも、智者に我が義やぶられずば用ひじとなり。其の外の大難、風の前の塵なるべし。

我、日本の柱とならむ
我、日本の眼目とならむ
我、日本の大船とならむ…等と誓いし願やぶるべからず」と。南無妙法蓮華経

また云く
「我並びに我が弟子、諸難ありとも疑ふ心なくば、自然(じねん)に仏界にいたるべし。天の加護なき事を疑はざれ。現世の安穏ならざる事をなげかざれ。我が弟子に朝夕教へしかども、疑ひををこして皆すてけん。つたなき者のならひは、約束せし事をまことの時はわするヽなるべし。妻子を不便とをもうゆへ、現身にわかれん事をなげくらん。多生曠劫(こうごう)にしたしみし妻子には、心とはなれしか、仏道のためにはなれしか、いつも同じわかれなるべし。我・法華経の信心をやぶらずして、霊山にまいりて返ってみちびけかし」と。南無妙法蓮華経

今、祈っている「誓願」。わたしの「誓願」は折伏の目標ではありません。

今、わたしの「誓願」は、折伏の目標ではなくて本来、大乗仏教の修行者が誰でもそうであるように「四弘誓願」を「総誓願」として立てています。
それ以外の修行の目標は「別誓願」としています。

言葉にするのは難しいのですが、下記のような内容です。
とてもではないですが、別誓願を四十八願という数、祈ろうとは思いません。

ホントは『魔法少女まどか☆マギカ』の「まどか」のように、シンプルだけど威力がある誓願の方がいいとは思うのですけどね。

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祈念し誓願したてまつる総誓願:

我が命を賭して久遠元初自受用報身(くおんがんじょ・じじゅゆうほうしん)如来の総誓願を我が総誓願とさせていただき、断じて成し遂げたてまつる…南無妙法蓮華経

一、衆生無辺誓願度
一、煩悩無数誓願断
一、法門無尽誓願知
一、菩提無上誓願証
已上、四弘誓願の同時成就を祈念したてまつる。南無妙法蓮華経

祈念し誓願したてまつる別誓願:
一、日蓮正宗宗門に全面的に帰伏したてまつる…南無妙法蓮華経

二、菩提寺の住職を通して、日蓮正宗法主の命に随順したてまつる…南無妙法蓮華経

三、日蓮正宗法主上人猊下の総誓願を菩提寺の法華講支部の総誓願としてこれを引き受け、断じて成し遂げたてまつる…南無妙法蓮華経

四、必ず「内外相対」と「三世の因果」を深く知り、広宣流布の前段・前提として日本国ないし三国並びに一閻浮提に説話文学を弘め、仏教文化を再興したてまつる…南無妙法蓮華経

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