法華経

平成新編御書

『戒法門』(寛元元年・聖寿二十二歳)

かいほうもん。宗祖、御寿・二十二歳、いまだ「蓮長」とお名乗りありしときの御述作。「夫れ人は天地の精、五行の端なり。ゆえに悟りありて直きを人といふ。心に因果の道理を弁へて人間には生まれけるよしを知るべし。一代聖教の掟には、戒を持ちて人間には生まるとおきてたり。」
平成新編御書

『戒体即身成仏義』(仁治三年 聖寿・二十一歳)

かいたいそくしんじょうぶつぎ。仁治三年、宗祖・御寿二十一歳、いまだ「蓮長」とお名乗りありしときの御述作。「この法華経は三乗・五乗・七方便・九法界の衆生を皆毘盧遮那(びるしゃな)の仏因と開会す」「譬へば家を造ってこぼ(毀)ち置きぬれば材木と云ふ物なり、数の失せたるに非ず、然れども人の住むべき様無し、還って家と成れば又人住むべし。されば四悪趣も五戒の形は失せず」「謗と云ふは但口を以て誹(そし)り、心を以て謗(そし)るのみ謗には非ず。法華経流布の国に生まれて、信ぜず行ぜざるもすなわち謗なり」等。
日々の雑感

開目抄の誓願は折伏布教の心地(しんち)を示すもの

以前の誓願への認識今年の2月、朝夕の読経唱題の前に宗祖・日蓮大聖人の「形見」である、『開目抄』を拝読し始めました。三大誓願はよく知られていますが、その前後は日蓮正宗第26世・日寛上人は「法華経の行者の心地(しんち)を結示す」とご指南されてい...
日々の雑感

わたしの「誓願」は折伏の目標ではありません。

突然の解雇通知3月3日月曜日に、突然、「会社の事業縮小のために、職場の人員整理を実施する」という連絡がありました。わたしも例外ではなく翌日、「3月末日を以って解雇する」と言い渡されました。しかし、2月を通して宗祖の『開目抄』を拝読し、総誓願...
平成新編御書

『八宗違目抄』(文永九年 聖寿・五十一歳)

八宗違目抄   文永九年二月一八日  五一歳記の九に云はく「もしそれいまだ開かいせざれば法・報は迹にあらず、もし顕本しおわれば本迹・おのおの三なり」と。文句の九に云はく「仏・三世において等しく三身あり。諸教の中においてこれを秘して伝へず」と...
仏教のものがたり

二十四文字の法華経

このブログを訪れるゲストの心田に仏種を植えんがために。
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